(*1) 座標x,yのカラーフィルタが緑のとき
(*2) それ以外のとき
これは、CFが緑であるピクセルのみ取り出した画像を作成し、以下のフィルタカーネルで畳み込んだのと同じです。
(*3) 座標 x,y のカラーフィルタが赤のとき
(*4) 座標 x,y のカラーフィルタが緑で、同じ行に赤のフィルタがあるとき
(*5) 座標 x,y のカラーフィルタが緑で、同じ行に青のフィルタがあるとき
(*6) 座標 x,y のカラーフィルタが青のとき
これは、CFが赤であるピクセルのみ取り出した画像を作成し、以下のフィルタカーネルで畳み込んだのと同じです。
B(x,y)はR(x,y)と同様に求めます。
線形補間によるベイヤー色合成では出力画像の周囲1画素は出力されず、元の画素値が保持されます。
(*7) 座標x,yのカラーフィルタが緑のとき
(*8) それ以外のとき
(* 9) 座標x,yのカラーフィルタが赤のとき
(*10) 座標 x,yのカラーフィルタが緑で、同じ行に赤のフィルタがあるとき
(*11) 座標 x,yのカラーフィルタが緑で、同じ行に青のフィルタがあるとき
(*12) 座標x,yのカラーフィルタが青のとき
B(x,y)もR(x,y)と同様に求めます。
三次補間によるベイヤー色合成では出力画像の周囲3画素は出力されず、元の画素値が保持されます。
モジュール | |
低レベル関数 | |
列挙型 | |
enum | f_cfa_type { F_CFA_RGGB, F_CFA_GRBG, F_CFA_GBRG, F_CFA_BGGR } |
ベイヤーカラーフィルタ配列タイプ [詳細] | |
enum | f_bayer_method { F_BAYER_BILINEAR, F_BAYER_CUBIC, F_BAYER_EASY } |
ベイヤー色合成の手法 [詳細] | |
関数 | |
INT FVALGAPI | fnFIE_bayer_interpolation (const FHANDLE hsrc, FHANDLE hdst, enum f_cfa_type camera_cfa_type, DOUBLE gain[3], DOUBLE offset[3], enum f_bayer_method bayer_method) |
ベイヤー色合成 各種のベイヤー色合成を引数で手法選択して使用できます。 | |
INT FVALGAPI | fnFIE_bayer_simulation (FHANDLE hsrc, FHANDLE hdst, enum f_cfa_type cfa_type) |
カラー画像からbayer CFA画像の模擬生成を行います。 |
enum f_cfa_type |
enum f_bayer_method |
INT FVALGAPI fnFIE_bayer_interpolation | ( | const FHANDLE | hsrc, | |
FHANDLE | hdst, | |||
enum f_cfa_type | camera_cfa_type, | |||
DOUBLE | gain[3], | |||
DOUBLE | offset[3], | |||
enum f_bayer_method | bayer_method | |||
) |
ベイヤー色合成 各種のベイヤー色合成を引数で手法選択して使用できます。
入力画像でホワイトバランスがとれていないときのためにゲインとオフセットを指定することができます。 色合成の結果に対し、ゲインを乗算しオフセットを加算した後、画像型に応じてサチュレーション処理を行って出力します。
入出力画像については以下の条件を満たす必要があります。また、入力の幅や高さが奇数の場合、出力画像では右や下の1画素を書きません。
cfa_type は入力画像のカラーフィルタ配列タイプではなく、カメラ仕様のカラーフィルタ配列タイプを入力します。 入力画像が撮像したそのままのルート画像である場合は同じことですが、入力画像がカメラで撮像した画像の奇数座標から始まるチャイルド画像である場合、入力画像のCFAタイプとカメラのCFAタイプは異なります。 この関数では画像のCFAタイプではなくカメラのCFAタイプを入力してください。
[in] | hsrc | 入力画像 Bayer CFA 1ch RAW (type:uc8,s16,us16,double / ch:1) |
[out] | hdst | 出力画像 3ch layerd color (type:uc8,s16,us16,double / ch:3 ) |
[in] | camera_cfa_type | カメラのカラーフィルタ配列タイプ
|
[in] | gain | 赤、緑、青のゲイン:通常は全て1.0 |
[in] | offset | 赤、緑、青のオフセット:通常は全て0.0 |
[in] | bayer_method | 色合成手法
|
F_ERR_NONE | 正常終了 | |
F_ERR_INVALID_PARAM | パラメータ異常
| |
F_ERR_INVALID_IMAGE | 画像オブジェクト異常
| |
F_ERR_NOMEMORY | メモリ不足で作業用画像が生成できない | |
F_ERR_NO_LICENCE | ライセンスエラー、または未初期化エラー |
INT FVALGAPI fnFIE_bayer_simulation | ( | FHANDLE | hsrc, | |
FHANDLE | hdst, | |||
enum f_cfa_type | cfa_type | |||
) |
カラー画像からbayer CFA画像の模擬生成を行います。
cfa_type は hsrc の左上を基準に適用します。
入出力の画像型、画像サイズは同じである必要があります。また、幅と高さは偶数でなければなりません。
[in] | hsrc | 入力画像 3ch layerd color (type:uc8,us16,s16,double / ch:3) |
[out] | hdst | 出力画像 Bayer CFA 1ch RAW画像 (type:uc8,us16,s16,double / ch:1) |
[in] | cfa_type | Bayer color filter arrayの配列タイプ
|
F_ERR_NONE | 正常終了 | |
F_ERR_INVALID_PARAM | パラメータ異常 | |
F_ERR_INVALID_IMAGE | 画像オブジェクト異常
| |
F_ERR_NO_LICENCE | ライセンスエラー、または未初期化エラー |